フランスの旅(4)・・・・・・食べ物は [旅行]
シャンパン、白ワイン、地ビール
11月も最終日
フランスの旅も決着つけなくちゃ・・・・というわけで
最後は食べものの話
私の苦手なもの・・・・・牛乳、バター、チーズとレバーなど
乳製品と臓物が苦手ということは・・・・・フランス料理には向いてません!
というわけで・・・
悪戦苦闘しました!
シードル「リンゴ酒)
航空会社はエールフランス
食事にはいつも大きなチーズがついてきました。
チーズ好きの夫は大喜び・・・・
朝食も何種類ものチーズが・・・・
好きな人は天国でしょう。
フォアグラ・・・・全くダメです。
エスカルゴ・・・バターたっぷり・・・これはなんとか
豚も鳥も鴨も牛も固く、バターたっぷりのソースが・・・。
一番おいしかったのは塩味のオムレツ
モンサンミッシェルのフカフカのオムレツはおいしかったです。
モンサンミッシェル名物のオムレツ
リンゴのタルト
前菜もメインもたっぷりで、あまいあまいたっぷりのデザートまで
さすがの私でも難しい・・・・・。
自由行動の日に夫と入ったカフェで
クロックムッシュというチーズたっぷりの熱熱のトースト。
オニオングラタンスープはフランスパンにチーズたっぷりの熱熱・・・・。
どちらも私は・・・・でしたが、おいしかったそうです。
クロックムッシュ
オニオングラタンスープ
というわけで、
やはり今回も日本のフランス料理のほうが口に合うなぁ~と
思ったのでした。
市場で見た野菜やくだもの、魚や貝(ムール貝や牡蠣)、肉はジビエの季節で
鴨やうずら、うさぎにホロホロチョウ、ハムチーズにバターの塊・・・
どれをとってもおいしそう~~~。
これで作る家庭料理が食べたかったなぁ・・・・。
お土産はショコラ
マカロン
寒さで震えあがりながらのセーヌ川クルーズはとても華やかで、
キラキラ点滅するエッフェル塔は
やはりどこにいても探してしまうパリのシンボルであり、
ルーブル美術館のガラスのピラミッドは
下から見ると吹き抜けの大天井でした。
テレビや雑誌で何度も見ているものだけれど、
実際に見ると、
どこか、何かが違うプラスアルファの印象となりました。
フランスの美しさ
多くの人が憧れる何かがやはりあるのだ・・・・・・と思い、
もう一度来てもいいなぁ・・・・フランス、パリ。
市場で買った完熟ぶどう
フランスの旅(3)・・・・・古城 [旅行]
シャルトル大聖堂 シャルトルブルーのステンドグラス
今年は秋のテンポが遅く、いつまでも紅葉が残っています。
さすがにここ数日は最低気温がマイナスになり
冬の到来を身に沁みて感じています。
フランス旅行も間が空いて・・・・
鮮度が落ちてしまいましたが、もう少しお付き合いください。
フランスと言えば・・・・絢爛豪華なお城のイメージがあります。
代表的なのが ベルサイユ宮殿でしょうか。
ルーブル美術館ももとはルーブル宮でした。
でもパリがずっと政治の中心であったわけではなく、
モンサンミッシェルの南、ロワール川沿いあたりに国王が住んでいた時期がありました。
というわけで、16世紀ごろの
ロワールの古城をいくつかめぐりました。
シュノンソー城
最初は ロワール川沿いというより川の上にあるシュノンソー城
入り口を入ると、見事なプラタナスの並木が続きます。
ここのプラタナスはすばらしい!
プラタナスは街路樹に多いせいか
大きく茂らないように刈り込まれたものしか見たことがありません。
この並木のプラタナスはものすごく伸び伸びと高く茂っており
その美しさに見とれてしまいました。
城は、代々の主が女性だということもあり
思いのほかこじんまりとしていました。
城の左右にはフランス風とイタリア風の庭があり
女主(おんなあるじ)が城づくり、庭造りで競ったのだそうです。
シュノンソー城
次はアンボワーズ城
この城に興味があるのは、レオナルドダビンチの墓があること。
レオナルドは64歳の時フランソワⅠ世に乞われてアンボワーズ城に
やってきて、城近くに館を与えられた。
国王は夜な夜な秘密の通路を通りレオナルドのところへやってきて
いろいろな教えを受けた・・・・。
なぜレオナルドはここへやってきたのだろう・・・?
それも64歳にもなって・・・・。
ミラノからロワールへ…・随分遠いところへ・・・・
結局3年後にここで亡くなり、
手元にあったあのモナリザはフランス国王のものとなり・・・
今はルーブルへ・・・
ミラノとロワールの距離感・・・・すごく感じました。
アンボワーズ城
最後はシャンポール城
ここはレオナルドが設計したのでは・・・・・といわれる城で
その姿形に一度は見てみたいと思っていました。
屋根の上の煙突か?と思わせるのはすべて塔で
1つ1つが結構大きなものでした。
非対称的なのもおもしろい!
なかには2重らせんの階段があり、登り下りで人とすれ違うことがない・・・
残念ながら中までは入れませんでした。
でも、やはりレオナルドの発想でしょうね・・・。
イタリアで見たレオナルドダビンチ・・・
不思議な人です。
魅力的な人です。
レオナルドを感じるためには、ロアールの城とルーブルのモナリザはどうしても欠かせません。
シャンポール城
このほか
ベルサイユ宮殿にもいきましたが・・・・・・・!
どうもあのキンキラキンキラはあまり好きではなく・・・
フランスのイメージがエッフェル塔とベルサイユ宮殿ならば
それは残念なことで・・・
モンサンミッシェルに向かう途中のルーアンやロワールあたりには、
地平線まで農地や牧草地が続き、牛や羊が飼われ
教会の高い塔を中心に可愛らしい家々の村や町が点在し・・・・
フランスの豊かさを感じました。
なにしろ国土面積は日本の1.5倍、人口は8000万だとか・・。
山も見当たらず、川はゆうゆうと流れている・・・
南は地中海から北は北海まで・・・ありとあらゆる食材が溢れている・・・
国民1人1人が豊かに暮らしている・・・
それがフランスだ・・・と思いました。
食糧が自給できる・・・かないませんね!
シャルトル大聖堂
フランスの旅(2)・・・・ジャンヌダルクとモンサンミッシェル [旅行]
マカロン屋さん
ヨーロッパの旅行はいつも添乗員付きのツアーです。
多少の窮屈さはありますが、安心感には変えられません。
私はパリだけでもよかったのですが、
ほとんどのツアーにはモンサンミッシェルやベルサイユが入ってます。
「モンサンミッシェルは観たいな~」という夫の一言で
今回のツアーになりました・・・・・
モンサンミッシェルはパリの北西にあり、バスで4時間かかります。
途中、2~3の小さな町によりましたが、雨模様で・・・・ザンネン!
昼食に寄った ルーアン はジャンヌダルクのゆかりの地です。
ジャンヌダルクが火あぶりにされた場所の跡には高い十字架が立っています。
そばのジャンヌダルク教会の傍らには、
菊の花に囲まれた可憐なジャンヌダルク像がありました。
通りを挟んで立ち並ぶ建物の中に
一段と古く、窓辺を花で飾られた家がありました。
ここは当時宿屋で、宿の主が窓から処刑されるジャンヌダルクを見た、
と書き残しているのだそうです。
・・・・・遠いことなのかちょっと前のことなのか・・・
歴史の時間を感じます。
ルーアン大聖堂に向かう狭い石畳の道の両側には、
歴史のある木組みの家が今も店々として活用され、趣があります。
大勢の人が楽しそうに歩いていました。
途中、見事な大時計があり、
その先に見事な大聖堂がありました。
モンサンミッシェルに近づくにつれ、雲がはれ青空も出てきました。
翌日に期待が膨らみます・・・・・。
翌朝は台風一過のような見事な青空です。
ヨーロッパの空はどうしてこんなに青いのでしょう・・・・。
青が違います。
青空が少しずつグラデーションしていく美しさ・・・・。
そこに・・・・・・
あのモンサンミッシェルが・・・・あった!
やはりただただ見とれるばかりでした。
1泊したのでモンサンミッシェルの内部をしっかり見学しました。
実は…これが結構ダメージで・・・・
石段と坂道、また急な階段が・・・・
膝をだいぶ直して出かけたのですが・・・・辛かった!
3000段あるとか・・・・・
モンサンミッシェルは遠くにありて眺めるもの・・・・でした。
モンサンミッシェルの中には空中庭園があるのですよ
海の中に浮かぶモンサンミッシェル・・・・
しかし現在は道でつながれ、そのおかげで土砂が溜り
1年に数回(大潮の時)しかしか見られなくなったのだそうです。
そのため橋を架け、道や堆積物を取り除く大工事が行われていました。
数年後はモンサンミッシェルはまた海の中になるのでしょうか・・・・。
やっぱり天気が良いと一段と素晴らしく見えます。
モンサンミッシェルは最高でした。
フランスの旅(1)・・・・11月のフランス [旅行]
ライトアップの点滅するエッフェル塔
フランスから無事帰りました。
10月31日に家を出て、成田で前泊し、11月1日から8泊の
フランスの旅を楽しんできました。
イタリア、イギリスの次は・・・?
いろいろ考えて・・・・やはりフランスパリに1度は行ってみなくては・・・・と、
あまり思い込みのない選択でした。
日本では秋は旅行シーズン、秋晴れに紅葉・・・・なのですが、
ヨーロッパの11月は1年で1番雨が降る季節・・・・・
なんて・・・行ってから知りました。
連日、雨のち曇りそして晴れ・・・とめまぐるしく変わる天気
せっかくの旅行が台無しです。
黄葉(ヨーロッパには紅葉はないそうで)は美しく
プラタナスの落ち葉も風情がありました。
でも花らしい花はなく、わかっていたけれどがっかりです。
街ゆく人々はウールやダウンのコートにマフラーと手袋・・・
そんなに寒いかな・・?と、北国暮らしの私は思ったのだけれど・・・・
2℃~12℃ぐらいでしょうか。
クリスマスシーズンにはまだ早く
期待していたクリスマスグッズもほとんど見かけません(ガッカリ)
・・・・・もしかして最悪の選択だったかも・・・・
…少し後悔しました。
土砂降りのエッフェル塔
ところで、なぜフランスかというと・・・・?
イタリアでレオナルド・ダビンチの作品を多く見て、
やっぱりモナリザ抜きでは語れない・・・・・ルーブルに行かなくては・・・・
ゴッホにルノアール、ゴーギャンにセザンヌ、そしてモネ・・・・
やっぱり一目本物が見たい・・・・・オルセー美術館に行きたい!
それに外せないのが サクレクール寺院とノートルダム寺院のステンドグラス(バラ窓)
夫の父は絵を描く人で
40年ぐらい前に2度パリへ写生旅行に来ました。
その時の絵が、我が家の居間にかかっています。
父がどんな思いで写生し、何枚も何枚も油絵に描いたのか
その場に行けば少し感じられるのか・・・と思いました。
夫にはその思いがあったと思います。
サクレクール寺院
モンマルトルの丘からのパリ市街
素晴らしく晴れ渡った青空の下
真っ白なサクレクール寺院は「あっ・・・」と声をあげるほどの美しさでした。
そしてセーヌ川をはさんで対岸のオルセー美術館の大時計の間から見える
モンマルトルの丘に輝くサクレクール寺院を見たときも
「あっ・・・」というくらい感激しました。
オルセー美術館の大時計・・・遠く見えるのはモンマルトルの丘にサクレクール寺院
ノートルダム寺院のバラ窓
ノートルダム寺院
いろいろなことがあり少し落ち込んでいた旅行も
これですべて満足満足となりました。
11月のパリも悪くありませんでした。
何回かこの旅行をご紹介します。
東京は春でした [旅行]
昨日は春の大雪でした。
水分をたっぷり含んだ大きな雪が降り続いたのですが、
夕方からの雨でほとんど消えてしまいました。
春が来る前のいつもの雪模様です。
そういえば、昨日は 啓蟄 でしたね。
週末、久しぶりに東京へ行きました。
3.11以後、泊りがけの旅行は初めてです。
「旅行に行こう~」
という気持ちにもなりませんでした・・・・が、
そろそろ啓蟄の虫のように もそもそし始めました。
手始めに・・・東京へ!
今回の目的は
息子の出演する演劇を観ることでした。
息子は学生時代なぜか演劇に熱中し・・・・
脚本とか演出とかに夢中になっていました。
卒業後も仲間と公演を計画して、その公演の初日が去年の3.11・・・
当日会場は大揺れ、天井からライトが落ちてきたそうです。
もちろん公演は中止に・・・・
その後の後始末が大変で、
経済的にも精神的にも立ち直るのにだいぶ時間がかかったようでした。
もう演劇はしない・・・・のかと思っていたら
やはり・・・・
今回は友人の劇団に声をかけてもらったとかで
役者として舞台に立ちました。
初めて観る舞台姿は・・・・・
終電近くまで仕事をし、ハードなスケジュールにもかかわらず
何か一生懸命している若者の姿は(もちろん息子だけでなく)
たまらなくまぶしかった
がんばれ 若者たち
もう一つの楽しみは、
「フォーシーズンズホテル椿山荘」に泊まること。
花の咲き乱れる広い庭・・・
イメージとは程遠く、この寒さで椿もまばら・・・梅もポツポツ・・・
ちょっと残念でしたが、
ホテルはヨーロッパ調の重厚な落ち着いた雰囲気でした。
3月3日のせいか結婚式だらけで、
花嫁姿があっちにもこっちにも・・・。
おいしい花見弁当にアフターヌーンティー
寝心地のいいベッドに最高のバス
ひと時の贅沢をすごし、満足満足!
なんて、
これは娘の見つけてきた新幹線ぷらすホテルのセットもの
「きれいになろう~~」シリーズで
お土産にロクシタンの石鹸などをいただいてニコニコ・・・
まあこんなものです!
日曜は「銀ブラ~~」を楽しむはずが・・・
人人人の熱気に負け、早々に退散しました。
やっぱり田舎者です。
ただし、お昼はしっかり時間をかけて・・・・・
ふかひれの姿煮・・・おいしかった!
久しぶりに東京の階段の上り下りで膝が悲鳴をあげてます。
次に向けて鍛えなくちゃ・・・・ね!
ホテルロビーは満開のサクラが
ベトナムの旅から・・・・・(1) [旅行]
ホーおじさん・・・・中央郵便局
思いもよらず・・・・ベトナム・ホーチミンへ行ってきました。
休みが貰えることになり、あちこちのツアーを探したのですが、
休日を挟んでいたのでどこも満員で・・・・・
なぜかベトナムが空いていたのです。
羽田の国際線開業のせいか・・・
ガラガラの成田空港から7時間
到着したホーチミン空港は、無機質な蛍光灯の光がやけに明るい印象です。
バリの空港のようにガムランの音楽や民族色の溢れる雰囲気とは全く違います。
泊まった真新しいホテルも同様で、
ベトナムらしい雰囲気はまったくしませんでした。
現地ガイドの半日市内観光は3組6人で、
日本語の上手な若い女性ガイドさんは、
はじけるような笑顔がとても素敵です。
すぐに7人仲良くなりました。
古き良きサイゴン時代の建物
南ベトナム時代の大統領官邸ではベトナム戦争の遺物をみたり・・・
シクロ(自転車の前に座席のある人力車みたいなもの)で市場へ行ったり・・・
と楽しかったです。
ミャーミャーさん(自称:ネコの鳴き声よ)は、大学で日本語を勉強したそうです。
日本に行ってみたい・・・とお金をためているのだそうです。
ツアーではいつも添乗員付きでしたが、
現地のガイドさんとの旅行もなかなかいいなぁ~と思いました。
どこに行っても中国人ツアーに「唖然!」とさせられ・・・
日本人に対する敵対心丸出し・・・に笑うしかなかったけれど・・・
7人(日本人6人とベトナム人1人)の心はますます1つになり・・・・
これが現実なのだ・・・・・と改めて思いました。
お昼ご飯は
ハノイ名物のベトナム式お好み焼(バインセオ)大量の葉っぱで包んで食べます。
その葉っぱのなかに・・・・・なんとドクダミの葉が・・・・?
こんなに葉っぱを食べるから、デトックスしてウエストがあんなに細いのかな・・・??
とにかくすごい!
夕飯は奮発してベトナム料理レストランのマンダリンへ
生春巻き・バナナの花のあえもの・あんかけ焼きそば・肉にさかな・・・・
デザートはタロイモのアイスクリーム
いや~~~おいしかった。
雰囲気も良く、ベトナム楽器(琴・一弦琴など)の生音楽も流れてました。
ただ・・・・若いコンパニオン付きの日本人中年団体がいたのには・・・・!!
溢れんばかりのバイクの道をスリル満点の運転で、クラクションの大合奏の中、
南国の1日目でした。
イギリスの旅から (6)・・・・・花花花 [旅行]
毎日暑い日が続きます・・・・・
北国の盛岡でも毎日30℃を越え、あまりの夜の寝苦しさに
苦手のクーラーを入れてしまいました。
イギリスの旅でも後半は毎日30℃を越え、うだる暑さで観光どころでは
ありませんでした。
特にコッツウォルズ、チッピングカムデンという村で泊まったホテルは
石造りの趣があったのですが・・・・・
なにぶん上のほうが少しか開かない窓がたった1つしか無く、
空調もクーラーもなく、首の振らない扇風機が1台だけ・・・・
西日が10時までガンガンあたる部屋にはとても居られず、
汗だくで熟睡もできず・・・・・今思えば散々でした!
イギリスの田舎のホテル・・・・結構こんな感じなそうです。
雰囲気はあるけれどねぇ~~!
というわけで、
もう1カ月も暑い暑い!・・・・と言い続けている感じなのです。
眠れないまま早起きして散歩したチッピングカムデン・・・
いろんな花が咲きそろい、ただただ見とれるばかり・・・・・
個人の庭造りのすごさに圧倒されました。
ワールドカップの時期で、
イングランドがドイツに負けた日は・・・・・・・
日本対デンマークもしっかり見ました。
英語の解説でしたが・・・・・。
ロンドンはあわただしく・・・・
又行こうね・・・とやり残しをのこして・・・・イギリスの旅は終わりました。
ふたたび・・・・花花花
イギリスの旅から (5)・・・・・イングリッシュローズいろいろ [旅行]
いよいよお目当てのイングリッシュローズが咲き溢れる
コッツウォルズです。
コッツウォルズはロンドンより北西へ車で1時間半、
ここだけ開発から残されたような田舎町が7つ、いまでも残っている所です。
イングランドの田舎のイメージそのものです。
6月・・・・
町中の家々の庭には花が咲き溢れていました。
まずはバラの花から・・・・
やさしい感じの淡い色のバラが多かった気がします。
今までは、つぼみのバラが美しい・・・と思っていましたが、
イングリッシュローズは満開のこぼれ落ちるような花が美しいと思いました。
今回はバラの花ばかりです・・・・。
イギリスの旅から (4)・・・・トリカブトの花 [旅行]
6月夏至の頃、イギリスは北緯が高いので日の出が4時、
日没は夜10時ごろです。
10時まで明るいという経験は初めてなので、体のリズムは
狂いっぱなしです。
本場のイングリッシュガーデンを見ることが目的の旅でしたが、
庭の大小にかかわらず、庭作りにものすごく手間隙をかけているのがわかります。
でも、花の種類は日本でもよく見かけるものが多かった気がします。
そんななかで・・・
草地の端や林の木の下に、野生の赤紫のトリカブトの花が一面に
咲いているのをよく見かけました。
トリカブト(ジキタリス)は日本であまり見たことがありません。
こんなに野生で咲いているものなのでしょうか。
というのも・・・・
トリカブトには根に毒がふくまれ、推理小説の殺人事件でよく出てきます。
そういえば、イギリスの小説に多いかな・・・・。
イギリスではトリカブトは身近な花なのですね。
花壇に植えられたトリカブトは改良品種が多く、
色も形も大きくて見栄えのするものが多かったですが・・・・
私は野生の赤紫の花が可憐(?)に思いました。
旅はいよいよ超有名人の観光スポットとして
世界中からたくさんの観光客がやってくる
シェークスピアとその妻 アン ハサウェイ の家に行きました。
アンハサウェイの家は最近改装されていて、美しい茅葺きの屋根の家と花いっぱいの庭は
イギリスの田舎のイメージそのものでした。
シェークスピアの家は皮職人の家で、白い漆喰壁と木組みの家は
都会的な感じがしました。
シェークスピアがここで生まれた・・・・・なんか信じられません!
デルフィニウム
イギリスの旅から (3)・・・・・幻のヒースの花 [旅行]
10日近くお留守番のナナは、食が落ちて元気がなかったそうです・・・・。
・・・・・本当は暑さが急に来たせいかも? ・・・・
そのナナが2歳になりました。
7月7日生まれなので、 7(なな)→ナナと名づけたので忘れません。
お誕生日のシャンプーとつめ切り、トリミングをして貰いに
近所のペットセンターへ連れていきました。
終わって出てきたなら、赤いバンダナを首に巻いてもらっていました。
お誕生日のプレゼント、ありがとうございま~~す!
でも、
次の日の朝、どの位時間がかかったのか分からないけど、しっかり外していました・・・・・!
さて、イギリスの旅ですが・・・・
ヒースの花を知っていますか?
「8月には一面のヒースの花が見られます。」 と、パンフレットにはありましたが・・・・
6月には何があるの・・・??
ブロンテ姉妹の住んでいた牧師館tの庭
「嵐が丘」 「ジェーンエア」という小説で有名な18世紀の女性作家ブロンテ姉妹が
暮らした ハワース という町へ行きました。
「嵐が丘」の暗い狂気も感じさせる話は、映画ともども印象的でした。
「荒地」と言う言葉とそこに「一面に広がるヒースの花」がどんなものか
興味がありました。
しかし・・・・6月、
牧草地のような所に、ブッシュのような茂みが広がるだけでした・・・・・残念!
裏の墓地
それでは何のためにはるばるここまで来たのだろう・・??・・・と思ったけれど、
以外に楽しかったことがありました。
ブロンテ姉妹は牧師の娘で、皆独身で若くして亡くなっています。
一人いた弟は画家志望でしたがなかなか芽が出ず、
牧師館から下ってきた所のパブでいつも飲んだくれていたとか・・・
隣の薬局では 阿片 を買っていたとか・・・
パブ
薬屋・・・・今はなんでも屋?・・・手作り石鹸がいっぱい
それが全部そのまま実在しているのです!
パブには入りませんでしたが、薬局は・・・・なんとも面白そうなものばかり並んでいて
タイムッスリップしたようでした。
もう1軒、向かいにキャンディーのお店らしきものが・・・・
ガラスのビンに飴らしきものが並んでる・・・・・・。
ハリーポッターの百味ビーンズのような・・・・いったいどんな味がするのか・・・??
・・・・不思議な世界でした。
摩訶不思議のお菓子屋さん
スコットランドとも湖水地方とも違う、貧しいといわれるヨークシャー地方ですが、
ゆったりと流れる水路を、ナローボートが行き交う様子は
ヒースの花は幻でしたが、私はおもしろかったです。
ヒースの花は日本名では エリカといわれますが、
花屋で売られているエリカとは多少異なるそうです。
赤紫色のヒースの花・・・いつかみられるでしょうか??
ハワースの町
ヨークシャーの白いバラ