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フランスの旅(3)・・・・・古城 [旅行]

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  シャルトル大聖堂  シャルトルブルーのステンドグラス


 今年は秋のテンポが遅く、いつまでも紅葉が残っています。
さすがにここ数日は最低気温がマイナスになり
冬の到来を身に沁みて感じています。

フランス旅行も間が空いて・・・・
鮮度が落ちてしまいましたが、もう少しお付き合いください。

 フランスと言えば・・・・絢爛豪華なお城のイメージがあります。
代表的なのが ベルサイユ宮殿でしょうか。
ルーブル美術館ももとはルーブル宮でした。
でもパリがずっと政治の中心であったわけではなく、
モンサンミッシェルの南、ロワール川沿いあたりに国王が住んでいた時期がありました。
というわけで、16世紀ごろの
ロワールの古城をいくつかめぐりました。


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  シュノンソー城



 最初は ロワール川沿いというより川の上にあるシュノンソー城
入り口を入ると、見事なプラタナスの並木が続きます。

ここのプラタナスはすばらしい!
プラタナスは街路樹に多いせいか
大きく茂らないように刈り込まれたものしか見たことがありません。
この並木のプラタナスはものすごく伸び伸びと高く茂っており
その美しさに見とれてしまいました。

城は、代々の主が女性だということもあり
思いのほかこじんまりとしていました。
城の左右にはフランス風とイタリア風の庭があり
女主(おんなあるじ)が城づくり、庭造りで競ったのだそうです。


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 シュノンソー城


 
 次はアンボワーズ城
この城に興味があるのは、レオナルドダビンチの墓があること。
レオナルドは64歳の時フランソワⅠ世に乞われてアンボワーズ城に
やってきて、城近くに館を与えられた。
国王は夜な夜な秘密の通路を通りレオナルドのところへやってきて
いろいろな教えを受けた・・・・。

なぜレオナルドはここへやってきたのだろう・・・?
それも64歳にもなって・・・・。
ミラノからロワールへ…・随分遠いところへ・・・・
結局3年後にここで亡くなり、
手元にあったあのモナリザはフランス国王のものとなり・・・
今はルーブルへ・・・

ミラノとロワールの距離感・・・・すごく感じました。



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  アンボワーズ城



 最後はシャンポール城
ここはレオナルドが設計したのでは・・・・・といわれる城で
その姿形に一度は見てみたいと思っていました。
屋根の上の煙突か?と思わせるのはすべて塔で
1つ1つが結構大きなものでした。
非対称的なのもおもしろい!
なかには2重らせんの階段があり、登り下りで人とすれ違うことがない・・・
残念ながら中までは入れませんでした。
でも、やはりレオナルドの発想でしょうね・・・。

イタリアで見たレオナルドダビンチ・・・
不思議な人です。
魅力的な人です。
レオナルドを感じるためには、ロアールの城とルーブルのモナリザはどうしても欠かせません。


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  シャンポール城


このほか
ベルサイユ宮殿にもいきましたが・・・・・・・!
どうもあのキンキラキンキラはあまり好きではなく・・・
フランスのイメージがエッフェル塔とベルサイユ宮殿ならば
それは残念なことで・・・

モンサンミッシェルに向かう途中のルーアンやロワールあたりには、
地平線まで農地や牧草地が続き、牛や羊が飼われ
教会の高い塔を中心に可愛らしい家々の村や町が点在し・・・・
フランスの豊かさを感じました。
なにしろ国土面積は日本の1.5倍、人口は8000万だとか・・。
山も見当たらず、川はゆうゆうと流れている・・・
南は地中海から北は北海まで・・・ありとあらゆる食材が溢れている・・・
国民1人1人が豊かに暮らしている・・・
それがフランスだ・・・と思いました。
食糧が自給できる・・・かないませんね!


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 シャルトル大聖堂









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