被災の木材で製作したバイオリン [身の回りのこと]
クレマチス
爽やかな日が続いています。
日曜日、バイオリンのコンサートに行きました。
使われたバイオリンは
被災地、陸前高田の壊れた古い家の木材を使って 作られたものでした。
バイオリンの裏側には、
例の「一本松」の絵が描かれていました。
盛岡の隣町、雫石町の小さなホールは
家から30~40分、小岩井農場のあるところです。
フランス人のジェラール・プーレ氏の演奏は
やはりフランスの作曲家のドビッシーでした。
60人ぐらいの聴衆の間近での演奏は
大ホールとは違い音楽に包まれるようでした。
そして・・・
ガレキの中から選んだ松や楓の古材が
姿を変えてバイオリンになり、
すばらしい音色が奏でられることに感銘しました。
隣の女性が、
「弾き手が素晴らしいとどんな楽器もすばらしい音色になるのねぇ~~」
と言ったのには、全く同感でした。
帰りは青葉茂れる「一本桜」の前を通り、
小岩井農場の売店でクッキーを買い、
上気した気分で帰りました。
最高の日曜日でした。
ナナも登場
2012-06-04 16:46
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